<英文要約の添削例>

医学部を狙っている部員から依頼された、小論文過去問の添削の実例です。
問題は英文(625words)の要約(条件付き100words程度)と、その英文の内容に関連する自由英作文(100words程度)です。

文法・表現の添削のほか、書いてくれたのとほぼ同じ内容をより自然な英文で書いたもの、および、要約例と自由英作文例を作って答案につけて返却しています。その部員の帰宅時(21:30頃)に答案の提出を受け、翌朝8:00頃にBENBUに来たときにすぐに復習できるように添削答案を机の上に置いておきました(週7日コースなので朝から利用可能)。

医学部を目指す生徒に対する添削指導は推薦を利用しない場合でも、ここまで必要だと思います。英作文や日本語の小論文の添削指導も同様です。質とスピードの両方があるからこそ伸びます。
土浦一高・竹園高・並木中等高以外の県立高校生から医学部合格者を輩出できているのも、本人の努力の裏にこうした指導があるからです。
医学部合格者が出たと宣伝している英語の塾ではここまでの添削指導どころか、添削すらしておらず、重箱の隅つつきの捨て問文法問題を教材にしているだけです。あるいは、薄い長文問題集を時間をかけて解説したりサイドリーダーの内容解説をしているだけです。丸1年をかけて薄い文法テキストの穴埋め授業をしているひどい所もあります。市販の文法教材を使えば1か月ではるかに深く多く学ぶことができます。実力をつけるには、ライブの集団授業に頼るのではなく、市販の問題集を多量にこなすべきです。はるかに短期間で効率よく、しかも安価に実力・実戦力が身につきます。
塾選びでは、宣伝文句やクチコミ(昔は塾が少なかったので実力のない講師の塾でも医学部合格者は輩出できた/アルバイト学生にクチコミをさせて後輩を勧誘できクチコミはお金で買える)に乗せられずに、何をしているのかを見て判断したいです。勉強しないと将来だまされるリスクが高まりますが、塾選びの段階でも塾について勉強しておかないと、だまされます。「みんなが行くから」は思考停止状態です。自分で判断することを放棄した受け身状態ですので、成果を得るはずがありません。

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