塾選びの落とし穴

落とし穴はたくさんあります。代表的なものをあげてみます。
「広告などで有名だから」
→ よくチラシを目にするということは、それだけ宣伝広告にお金をかけているということです。
その経費は必ず授業料等で回収しています。広告が多いほど、授業料に余分な金額まで上乗せ
されているのです。金額分の価値が本当にあるのか、申込み前に確認しましょう。
「TVでよく見る講師が所属しているから」
→ その講師の授業に参加できるのでしょうか。
授業はライブとビデオで、効果がまったく異なります。
ビデオであれば、眠くなりやすいですし、個別に声をかけてくれたり、個別の要望に細かく応えて
くれるはずもありません。質問を受け付けるシステムであっても、授業をした人とは違う人にする
ことになります。回答する人がアルバイトである場合もよくあります。
そうした点も含めて考える必要があります。
「難関大学に多数の合格者を輩出しているから」
→ 大手の塾がよく使う手法です。生徒を多数集めれば、合格者数を増やすことができます。
塾によっては、難関私立高校に通う生徒は無料で招待し、その生徒によって合格者数を増やして
いるところもあります。
「医学部や難関大学の合格者が出たから」
→ ウソではないでしょう。それを信頼するのは自由です。
ただ、単科(たとえば英語のみ)の塾か、単科しか受講していない場合は、半分ウソとなります。
なぜなら、大学受験は入試全科目の総合点で合否が決められるものだからです。
英語だけできても、難関大学・学部には行けません。

宣伝だなーと流し、体験してどういう指導をしているのかきちんと確認しましょう。
この宣伝文句を多用してくる所は気をつけた方がいいです。
「学校で成績の良い生徒が通っているから」
→ その成績の良い生徒は、最初のテストから成績が良かったはずです。
勉強方法や理解度、得意不得意の分野・科目などは、一人一人違い、性格も違います。
したがって、成績の良い生徒と同じ塾に通ったからといって、自分も成績が良くなるなどと考える
のはまちがっています。そもそも、高校で同じ授業を受けていて成績に差が生じているのに、
その点を無視して、同じ塾に行けば・・・と考えるのはおかしいです。
一人一人違っている以上、一人一人に合った授業になっているのかを重視すべきでしょう。
上位者に照準を合わせた授業であれば、そうでない人はただ授業料を寄付しているだけで
何も効果を得られないことになります。
「自習室が使えるから」
→ 授業料とは別に、施設・設備利用料などの名目で年間20万円以上要求するところもあります。
自習室を善意で無料開放しているわけはないので、料金をよく確認することが必要です。
学校の自習用施設(学習館など)や図書室、公営の学習可能な施設(学習センターなど)を利用
する高校生が多いです。
「授業がないから安いと思った」
→ 授業はないのに、授業がある塾と同じか、より高い場合もあります。
しっかり確認しましょう。また、授業なしで学力を伸ばせるのか、もしそうなら通わなくてもいい
のではないか、といったことも確認しましょう。生徒の性格も大きく影響します。
以上のように、落とし穴にはまるのは、安易な判断が原因です。思考停止状態で、何かにすがるような
選び方では、塾との良い出会いはないでしょう。
大学受験は高校受験と異なり、その後の人生(就活を含む)にかなり大きく影響します。
必ず生徒本人が体験をし、様子をしっかり確認した上で選びたいものです。
BENBUでは、広告はめったに出しません。そしてチラシはすべて個人の手作りのデザインで、
印刷および新聞折込みはネット経由のとても安い業者に委託しています。広告宣伝費としては驚きの
安さです。月刊ぷらざでは、いちばん小さい枠で、しかもキャンペーンの時しか載せていません。
ホームページもブログもすべて手作りで外注していません。
事務員もおいていないため人件費もかかっていません。事務は片手間でできるものですし、それ以上の
ことはムダな経費です。事務員が多いところは、それだけ授業料が余計に取られているのです。
清掃も外注していません。毎日30分以上かけて隅々まできれいにしています。カーテンレールの上に
ほこりがないのも自慢ですし、トイレがきわめてきれいなのも自慢です。外注ではここまでは無理です。
余分な経費がないため、BENBUでは、月謝のみしか支払っていただく必要がありません。
設備利用費といったものはなく、入塾金も退塾時の違約金もありません。
入塾に際しての長ーい契約事項確認もありません。
辞める(退部)ときには翌月の月謝を払わないだけで済み、再入部も空きがあれば自由です。
このように、気軽に安価に利用できるのがBENBUの特徴です。
だからといって、中身が薄いわけではありません。詳細は別に譲るとして、他塾にはないLINE質問のシス
テムもあります。いつでも質問が生まれたときにLINEで質問でき、回答も個別になされるものです。
利用に別途料金は発生しません。現時点では、質問のあった日か、遅くても翌日にはすべて回答できて
います。質問は単にわからない点を写真に撮ってLINEで送るだけです。回答は内容により、LINEへの
文字投稿や、紙に解説したものの画像(写真より鮮明なスキャン画像)や、その質問の回答のために
作成した動画講義でしています。
他塾では、アルバイト学生を使うことが多く、生徒との個人的な交際等の危険を予防するため、生徒と
講師がLINEでつながることを禁止しています。
(もちろん、お金にならない、授業以外も時間を取られて大変、といったこともあるでしょう。)
この点、BENBUではその危険がなく、生徒を伸ばすことが生き甲斐という変な講師であるために
実現できています。
BENBUの存在は講師への信頼が基盤です。その信頼を裏切ることは講師が自分自身を否定することと
同じです。その自覚と覚悟が常にあるからこそ、自己コントロールができ、年中(ほぼ)無休も実現でき
るのです。


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